【重要】Let it go の本当の意味は「ありのまま」ではない!!

こんにちは、うえちかブログです。

「アナと雪の女王」でこのフレーズを知った方も多いかと思います。

でも別にこれは特別なイディオムでも何でもないのでこれで「ありのままでいること」

というような意味は持っていないんです!

どんな意味なのか?

どんな使い方をするのか?の例文を見ていきましょう!!

目次

Let it go の意味

Let 〇〇 go の意味

Let は「~に・・・させる(するのを許可する)」という意味で、使役動詞に分類されます。

使役動詞を知らない人のために簡単に説明すると、

Letの他にmakeとhaveがあり、構文としては

使役動詞+目的語+動詞の原形となり、「~に・・・させる」と訳されます。

ただ、使役には大きく2通りあり、「強制的に~に・・・させる」と「~が…するのを許可する」に分類されます。

Let は後者です。

ですので Let ○○ go で「○○が行くのを許可してあげる」「○○に行かせてあげる」と訳されます。

そこから転じて「○○を放す、釈放する、解放する」とか「忘れる、諦める」と訳されたりします。

では、Let it go はというと、「it を解放してあげる、忘れる」となりこの it が何を意味するのかが「ありの~、ままの~♪」と訳されたカギを握っているのです!

歌の歌詞がそう訳された理由

Let it go ~♪と歌うところまでを短くまとめると、

エルサの氷の魔法を封じ込めようと親が試みますが失敗。

どんどん大きくなる力で皆を傷つけてしまわないように

周りからは魔法の力をひた隠しにし、カンペキなお姫様を演じるエルサ。

しかし、ついにコントロールしきれなくなった力が暴走し事件は起きます。

周囲の人々はエルサを恐れバケモノと呼ぶようになります。

そんな状況に耐えられなくなったエルサは城を出て人里離れた山にたどり着きそこで

「Let it go~♪」と歌うのです。

今まで自分の中に隠し続けた秘密、内に秘めた思いや悩みを「it」と表現しているんですね。

「頑張って隠してきたけど、バレちゃったししょうがない。もうそんなことは忘れよう、もう隠さなくていい!」

そこから「隠さないありのままの姿」が来たんですね!

一時期テレビで「let it go」は冷たい感じがするとか英語もしゃべれない専門家が言ってましたがそれは的外れです。

いやなことは忘れて新たな自分として生まれ変わり、そして生きていこう!という前向きな意味が込められているんです。

Let it go の使い方

いくつか例文を上げるので、どのように使われるのかの雰囲気をつかんでみてくださいね!

例1
A: “I can’t stop thinking about the mistake I made yesterday.”
B: “It’s in the past now. Don’t beat yourself up, just let it go.
A: 「昨日の失敗が頭から離れないんだ。」
B:「もう過去のことだよ。自分を責めないで、忘れよう。」

例2
A: “I still feel sad when I think about my ex.
B: “It takes time, but let’s try to let it go. Moving on is important.
A:「元カレのことを考えるとまだ悲しい。」
B:「時間がかかるけど、忘れる努力をしよう。前に進むことが大事だから。」

例3
A: “That presentation today was a total flop.
B: “Yeah, but we learned a lot. Let’s let it go and focus on the next one.
A:「今日のプレゼン、完全に失敗だったね。」
B:「うん、でもいろいろ学んだよ。忘れて次に集中しよう。」

例4
A: “The neighbor used our parking spot again…
B: “It’s annoying, but let’s just let it go. It’s not worth the hassle.
A:「また隣の人に駐車場を使われちゃって…。」
B:「迷惑だけど、気にしないことにしよう。それで悩む価値はないよ。」

まとめ

上で見ていただいた例文のように、lt it go は確かに「諦めよう」とか「忘れよう」という使い方をされることが多くあります。

しかし、それはいつまでも区よくよしていても仕方ないじゃん!

早く忘れて次に切り替えようっていう意味なのでポジティブで使われることが多いです。

皆さんも使ってみてください。

それでは。

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この記事を書いた人

はじめまして!

うえちか!です。当サイトに遊びに来ていただき、ありがとうございます。

当サイトでは、英語の文法、イディオムなどの知識を発信しています。

小学生から高校生、また大人になってから英語を一から学び直したいという方に活用してもらえたらと思います。

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