【勘違い注意】びっくりした~!って I was surprised!だと思ってないですか?

こんにちは、うえちかブログです。

今回は「うぉ!! びっくりした~!」って英語でどう言うのかについてです。

例えば、誰かがあなたのことを「わっ!」と脅かしたとしましょう。

その時の反応ってほぼ100%「わぁ!びっくりした~!」ですよね。

なんかもう条件反射のように無意識に言ってしまいますよね。

それに相当する英語、つまりは「びっくりした~!」を英語に変換するとどうなるでしょうか?

日本語は主語は省く傾向にありますから、完全な文にすると「私はびっくりした」ですね。

それを直訳したら I was surprised になるわけですが、タイトルからも分かるようにこれは間違いです。

文法は合ってますがこのような状況には使われません。ネイティブは使いません。

前々からお伝えしていますが言語が違えば表現の仕方も違いますからね。

日本語から英語への直訳というのは必ずしも成功しません。

猫舌が「Cat tongue」ではないのと同じです。

猫が熱いものが苦手という認識は万国共通でありませんから。

これについては詳しく記事にしてありますので良かったらチェックしてみて下さい。

目次

OMG/You scared me

脅かした後の「びっくりした」には2種類存在します。

脅かされた瞬間に思わず出てしまう「条件反射びっくりした」と、

「うわ!」と驚いた後、それが何だったのかを確認してから言う「1拍置きびっくりした」です。

前者の場合は正直「びっくり」という意味とは関係ありません。

Oh, sh*t!

Oh My God!

What the…!

What the hell!

What the f*ck!

これらは驚いた瞬間とっさに出てしまう「びっくりした~!」に相当する言葉ですね。

あまりきれいとは言えない表現は * で隠してますが、日常では良く使われます。

後者の「一拍置きびっくりした」は自分をびっくりさせた物を認識した後に

◯◯◯ scared me!!

と言います。

人でも動物でも、驚いたことを相手に伝えている時は

You scared me!!

が圧倒的に多いと思います。

日本語で考えると「あなた私を驚かせたよ!」っとなるのでおかしく聞こえてしまいますが、

それがその言語特有の表現の形なのです。

訳すなら「もう!ビックリしたでしょ!」とか「あ~ビックリした~。」みたいな感じです。

もしビックリさせられた相手が通りすがりの人や猫の場合

He scared me!

The cat (it) scared me!

みたいになります。

この場合その通りすがりの人や猫に伝えるというよりは独り言だったりその時一緒にいた人に伝えている事になります。

そう考えると日本語の「ビックリした」は特に何に驚いたのかを指定する必要がないので万能ですね。

I was surprised

では日本語が使ってしまいがちな I was surprised はどういう意味でしょう。

確かに「私は驚いた」と訳されますが、それは突然ビクッとなる驚きや恐怖ではなく、

状況の意外さや喜びに焦点が当たっている場合に使われます。

なのでネガティブさはほぼ含まれていないので注意してください。

I was surprised when I saw the amount of people at the concert.
コンサートに来ている人の数を見て驚いた。

I was surprised to hear that they had already left.
彼らがすでに出発していたと聞いて驚いた。

He surprised me with a trip to Paris for our anniversary.
彼は記念日にパリへの旅行をサプライズでプレゼントしてくれた。

今回はここまでです。

それでは。

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