こんにちは。うえちかブログです。
Accountと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
アカウント(account)と聞くとEメール、SNS、はたまた銀行口座などのイメージが強いかもしれません。
実際に、英語でもe-mail account、bank accountみたいに上記の使い方で使われることも多いです。
今回は少し変わった、「理由」という意味での使い方です。
前置詞onと組み合わせてon this/that accountで「こういう/そういう理由で」という意味になります。
もちろん「この(その)アカウントの」という意味でも使いますので文脈から判断する必要があります。
例文1
My father wants to retire because he thinks that he is too old to keep working any more.
I decided to quit my current job and take over my family’s bussiness on that account.
父親は歳でこれ以上働けないと思っており、退職したがっています。
そういうわけで私は今の仕事を辞め、家業を継ぐ決意をしました。
他にはon account of ~で「~という理由で」というのもあります。
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例文2
The baseball game was called off on account of the bad weather.
野球の試合が悪天候のために中止になった。
そして、もう一つ重要なのが on no account で、「絶対に~ない」「何があっても~ない」という意味になります。
文頭に使われ、shouldやmustと一緒に使われます。
「いかなる場合であっても~する理由がない、いや、むしろしすべきでない、してはいけない」と、
このように解釈できるかと思います。
ここで注意が必要です!
On no accountが文頭に出てくる、つまり、
副詞の役割をする前置詞句(副詞句と言います)が文頭に持って来られると、
主語と動詞が逆転する倒置という現象が起こります。
これについて詳しくは英文倒置の仕方を参照してみて下さい。
この倒置を入れて
On no account should you ~とかOn no account must you ~で「決して~すべきでない」や「絶対に~してはいけない」というふうに使います。
それでは、例文を見ていきましょう。
例文3
On no account should you leave the stove on while cooking.
料理中、絶対にコンロをつけっぱなしにしてはいけません。
例文4
On no account must strangers be let in.
どんなことがあっても見知らぬ人は中に入れてはダメ。
新しいaccountの使い方は覚えていただけましたか?
今回はこんな感じでした。
それでは。
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