6月2日(日)放送の「ナニコレ珍百景」でプロみたいなサッカー部が大阪府枚方市にあるとり上げられていました!
そしてそのムーブメントを起こした一人の教員兼サッカー部顧問がいます。
その顧問の名前は尾島大樹さん!
彼が一体何をしたのかというと、
高校の部活動にスポンサーを30社以上つけてしまったのです!!
プロのサッカーチームならまだしも、ましてや社会人チームでもない1高校の部活に
なぜスポンサーがついているのか?
そしてそもそもなぜ必要になったのか?
以上の事について調査してみたいと思います!
部活動にスポンサー⁈
写真を見ると一目瞭然だと思いますが、
スポンサーのロゴがユニフォームの前・後・さらには腕にまでぎっしりと敷き詰められていますね!
全部で30社以上あります!
でも彼らはプロでもなければ社会人チームでもないんです。
彼らは大阪府立長尾高等学校のサッカー部の部員さんたちです!
何故府立高校のサッカー部にこれほどたくさんのスポンサーがついているのでしょう?
サッカー部顧問・尾島大樹
尾長高校サッカー部にスポンサーを付けようと動き出した人物は尾島大樹さん、
このサッカー部の顧問を務める36歳の教員です!
尾島先生は2年ほど前に民間のサッカースクールを設立しました。
また、彼は高校で部活動が有料化してきている現状に納得いっていませんでした。
部活動は基本無料とされていますが、道具や遠征などで実質有料のところは実際多いですし、
中には部費を集める部活もあるのは確かに事実ですね。
長尾高校だけではなく、現在どこの学校もすべて部費として出せるほど余裕がないのでしょう。
悲しいことですよね。
尾島先生は
「このままでは部活に入りたいのに家庭の経済的な理由で参加できない子供たちが出てくる」
とこのアイデアを思い付いたといいます。
スポンサー集めの苦労
部員たちが宣伝活動として企業のロゴが付いたユニフォームを着る。
プロでなくたってある程度は宣伝効果は望めそうですよね!
ところがこれには大きな問題がありました。
ロゴ入りのユニフォームは公式の大会では着用不可らしいのです!
それだと宣伝効果は期待できませんし、
やはりスポンサー集めには相当苦労したそうです。
「誰がそんなものにお金を払わないといけないんだ」などと冷たくあしらわれたことも幾度となくあったそうですね。
それでも尾島先生は諦めず、スポンサー集めに尽力します。
結果、1年目にはなんと17社もの企業が手をあげてくれました!
その数は年々増えていきいまでは30社以上の企業がスポンサーになって部活を応援してくれています!
こんなナニコレ珍百景も!
熱い想いと支援を募る工夫
「会費制にするのは簡単だけど、誰もがほぼ無料で参加できるのが部活動のよさ。次世代に残してあげたい」。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20231229-OYO1T50022/
そう思って彼は足しげくお店に通って説得したそうですよ。
さらにインスタグラムやfacebookなどで発信もしています!
そうすることで部活動を支援してくれる企業の宣伝もできますし、
この活動自体のことも知ってそれがさらなる支援者を読んで来るかもしれません!
素晴らしいアイデアですね!
今後の活動
現在はスポンサーからの収入はすべて用具代に消えてしまうため
教員たちのボランティアによって何とか会費ゼロを実現しているようです。
最終的には民間組織として確立していくために費用を出資してくれる企業を集めるために活動しているそうです。
今回「ナニコレ珍百景」にも取り上げられたことを機に
いい方向に向かってくれるといいですね!
まとめ
いかがでしたか?
尾島大樹さんという一人の高校教員の素晴らしい活動によって
たくさんの子供たちが大好きなサッカーを打ち込める場所が守られていることが分かりました!
今後人口減少でますます学校は経営難に陥っていくでしょうし、
部活動の民間移行の流れは必須になっていくのかもしれませんね。
これから中学、高校と成長していく子供たちのために尾島先生がんばれ!
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