2019年、武漢で発見された新型コロナウイルス。
日本も含め世界中、特にヨーロッパの国々でコロナ感染が拡大し、一時期はホントに大変なことになっていました。
そんな折り、
「どこどこの国がパンデミックを宣言しました。」
のように、毎日のニュースで良く聞くようになったのは「パンデミック」という言葉。
今回はこういう状況において海外からの大事な情報もしっかり英語で理解できるように重要な単語についてお勉強しましょう。
Pandemicの意味
Pandemicは感染症や伝染病が国や広い地域で大流行している事態を意味します。
発音の仕方には二通りあり、「パンデーミック」または「パンデミック」と強調する場所が異なります。
アメリカでは前者が多いですが、後者で発音する人もいます。
oftenを「オフトゥン」と発音する人もいる。そんな感じに似てるかもしれませんね。
ワクチンも普及してきて日本でも既に3回目を摂取した人たちも増えてきています。
ワクチンはvaccineと綴られて、ヴァクスィーンと読みます。
そしてウイルスはvirusと書き、ウイルスではなくヴァイラスと発音します。
両方とも日本語では「ワ」から始めるからと言ってスペルは「w」とならないので要注意です。
ちなみにアメリカではコロナウイルスはどう呼ばれているかと言うと、
COVID-19(コウヴィッド19)です。
これはCoronavirus disease 2019の略称で2019年に発見されたコロナウイルスという意味です。
以前流行したMersやSarsもコロナウイルス仲間なので、
どのコロナウイルスかを特定するためにCOVID-19と正確に言っているんですね。
じゃあCorinavirusと言ったら通じないのかという、全然通じます。いまコロナと言ったらCOVID-19に決まってますしね。
インフルエンザって英語でインフルエンザ?
感染すると言えばインフルエンザもそうですね。
英語でインフルエンザはinfluenzaですが、一般的には短くflu(フルー)と呼ばれています。例えば、
I got the flu.
インフルエンザにかかった。
I got my flu shot yesterday.
昨日インフルエンザの予防接種したんだ。
ワクチンを打ったよって英語で
フライングで先に出してしまいましたが、注射でよく使われる単語はshotです。
I got my second COVID shot last month.
先月2回目のコロナのワクチン接種したんだ。
vaccinateやinnoculateという「接種する」という意味の動詞を用いても文を作ることができます。
I got inoculated against COVID-19.(I got vaccinated against COVID-19)
コロナのワクチン接種しました。
I’m getting vaccinated next week.
来週ワクチン接種します。
Right now, getting vaccinated is the most important thing you can do to protect yourself against COVID-19.
今、コロナウイルスから身を守るために出来る最も重要なことはワクチン接種を受ける事です。
「fully vaccinated」という表現もよく見かけることがあると思います。
fullyとは「完全」という意味ですからしっかりと予防された状態を意味します。
(だからと言って絶対にかからないわけではないです。)
どういう事かというと、予防接種を受けても時間が経つと効力は薄れていくと言われています。
なので皆さん2回目、3回目と予防接種されていますよね。
そういうふうにちゃんとアップデートされた状態のことをfully vaccinatedと言います。
英文の例をあげると、
You are considered fully vaccinated two weeks after you receive a second dose of the COVID-19 vaccine.
2回目の予防接種を受けてから2週間経ってから接種完了とみなされます。
doseは一回分の服用量を指します。
まとめ
コロナウイルスはCOVID-19
インフルエンザはflu
最近はコロナで重症化する人は少なくなったと言われてはいますが、
それでも油断はできないと思います。
Getting inoculatedして、さらにマスクも着用して感染対策をしっかりとして気を付けたいですね。
それでは。
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