こんにちは。
今回は赤字、黒字に相当する英語表現についてお話しします。
ご存知かと思いますが、そもそも赤字とは、
費用などの支出が収入や利益を上回っていること。
そしてそれとは逆に黒字は、
収入が支出を上回っていることを言います。
それに相当する表現は、当たり前ですが英語にもあります。
早速見てみましょう。
赤字、黒字 in English
そもそもなぜ日本では利益がマイナスのことを赤字、利益がプラスのことを黒字と言うのでしょうか?
「家計が火の車だよ、ちきしょめぇ」なんて言葉がありますが、その炎の色が赤を連想させるのでしょうか?
まぁ多少強引ですが納得できなくはないですよね。
しかし黒字はどうでしょう。
日本では黒という色はあまり良い印象は無いように思います。
「黒星★」は負けを意味しますし、「奴は黒だ」は「奴が犯人」という意味ですしね。
そんな中、なぜ黒字だけ良い意味になるのか、、、?
それは、、赤字、黒字が日本由来の言葉ではないからなのですぅ!!
英語で赤字は in the red
黒字はin the black
です。
その昔、西洋では帳簿をつける際、マイナスが出た(つまり借金がある)時はその金額を赤で記していたと言われています。
恐らくは、自分たちに警鐘を鳴らすためでしょう。
黒いインクで埋め尽くされたノートにいきなり赤が登場したら目が行きますしね。なんか怖いですし。
逆にプラスが出た(つまり利益が出た)時はそのまま黒で記していたのです。
そこから西洋では赤字、黒字に相当する言葉ができ、英語ではそれぞれin the red、 in the blackと表現されたみたいです。
そして単純に日本がその言葉を頂戴した、というわけです。
例文
Our business has been operating in the red for two years.
But this year, we are finally in the black for the first time!
私たちのビジネスは2年間ずっと赤字だったけど、
今年ついに黒字が出たよ!
おまけ
今回は色にまつわる英語表現を取り扱いましたので、そのついでにもう一つ。
その名も、Out of the blue です。
意味は「突然」、「いきなり」、「思いがけなく」です。the blueは空を意味しています。
青く澄んだ空から突然一筋の雷がザーン!って感じですかね。そりゃ驚くしかありません。
The man came out of the blue.
その男は突然やって来た。
みたいな感じで使います。
それでは。
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