「あの件について○○社の~さんにメール出しといて。で、私と部長をCCに入れといてください。」
なんて会話、サラリーマンの皆さんの間では日常茶飯事ではないでしょうか。
皆当たり前の様につかっているこのCCって?
CCは何のため?
まず「CCに入れる」とはメールを複数の人に送信する際、メールのCCという欄に送信する宛先を載せる事を言います。
でも、普通に「To:」欄に複数の送信先を載せる事だって可能ですよね。
なのになぜわざわざ「To:」と「CC」に分けてメールを送信するのでしょうか?
それは、メールの内容が誰に直接関係しているのかということです。
もし「To:」にあなたの名前が入っていればもちろんそのメールはあなたに宛て送られてきているわけですから対応する必要があります。
一方、「CC」の人たちはメールに直接関係はないかも知れませんが、業務上その内容を把握しておく必要があるよ~って事です。
それで言うと「BCC」という欄もありますよね。
コレは基本的には「CC」と同じ用途で使われています。
唯一の違いは「BCC」に乗っている人たちは他の受信者に表示されないという事です。
とまぁ、メールの使い方はこんな感じにしてそろそろ本題に移りましょう。
CCとは何の略?
CCとはCarbon Copyの略です。
と言ってもピンと来ないかもしれませんので説明すると、
申込用紙等で複写用に2枚の用紙が一組になっているの見たことはありますか?
重なったまま一枚目に記入すると、その筆圧でまったく同じように後ろの青く複写され、それがお客様の控えになります。
コレがCarbon Copyです。
ひと昔前は青いカーボン紙といううす~い紙が間に挟まっていて複写のインクとして使われていたのが由来らしいです。
そして送信先(To:)とまったく同じ内容のメールをほかの人にも送る様がまさにメールを複写しているようなのでCCが使われるようになったんだと思います。
また、BCCはBlind Carbon Copyの略で、先に説明した通り、
宛先が見えなくなっているCarbon Copyの事なんです。
マメ知識を一つ
Carbon copyは英語でそっくりとか似ているという意味もあるんです。
正本と複本は同じ内容が記載されてるわけですから双子みたいなモノですし。
例文1
You are a carbon copy of your father!
キミとお父さんってそっくりだね!
父のコピーって何だかパーマンのコピーロボットみたいですよね。唯一の見分けるポイントは鼻が赤いかそうでないか。
鼻を押されないように気をつけて!
良く似ているという英語はほかにも色々あります。
She and her father are two peas in a pod.
彼女と彼女のお父さんってそっくりだよね。
直訳すると「彼女と彼女のお父さんはさやに入った豆みたいね」となります。
いわゆる「瓜二つ」的な表現です。
まとめ
CCとBCCは用途は知っていても何の略なのかって意外と知らない人は多かったのではないでしょうか。
といっても、知ってたって大した自慢にはならないとは思いますが(笑)。
英語に関するちょっとした豆知識、これからもちょくちょく出していこうと思います。
また読んでください。
それでは。
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