【どう違う?】convenientとuseful、そしてhelpfulの違い

こんにちは、うえちかブログです。

「便利」の意味を持つ単語はconvenientやusefulと実は複数あります。

その上、面倒なことに全て同様に扱えるわけではなく主語や状況によって使い分けが必要になってくるんです。

今回は convenient、useful、おまけに helpful の意味の違いと使い分けかたについて見ていきたいと思います。

目次

Useful

useful はおわかりのように use (使う) が入っている形容詞です。

ですので使うことによって利益をもたらしてくれるという意味が含まれています。

言い換えると「役に立つ」「有益である」とか「有用である」と言う意味で便利ということですね。

また、useful to + 名詞、useful for + 名詞、useful in + 名詞 と使い分けられ、意味は以下です。

Useful to/for + 人、物
人や物にとって便利、役に立つ

Useful for/in + 名詞、動名詞
~するのに便利、役に立つ

例文
This blog is useful for students to study English.
このブログは学生が英語を学習するのに役に立ちます。
(手前味噌ですみませんw)

その他の例文です

Her advice was practical and useful in solving the problem.
彼女のアドバイスは実用的で、問題解決に役立ちました。

This new app is incredibly useful for organizing your daily tasks and appointments.
この新しいアプリは、日々のタスクや約束を整理するのに非常に便利です。

Technology is useful to businesses for improving efficiency.
テクノロジーはビジネスが効率を向上させるのに役立ちます。

形式主語を使って It is useful for ~ to do としたりも出来ます。

It is useful for students to use a dictionary when learning new words.
学生にとって、新しい単語を学ぶ際に辞書を使うと役立ちます。

ここで注意になりますが、通常は useful の主語は物に使われ、人が役に立つという際にあまり使われません。

この人は私にとって便利だ。
She/He is useful to me.

これだとなんか、パシりっぽい響きにもなりますしね。

ただ、状況によっては絶対に使えないというわけではないです。

I want to be useful to the company.
私は会社の役に立ちたい。

のように主体的に言う場合はおかしくないと思います。

また、目上の人がたまに使うときもあります。
例えばお父さんが家でゲームばかりしている息子に、

Make yourself useful and go help your mother!
お母さんを手伝って役に立ちなさい!

なんて事を言ったりしたりします。

Convenient

次は convenient について見ていきたいと思います。

Convenient の大きな意味としては「都合がいい」です。

そこから色々と派生して意味が広がっていくとイメージするととらえやすいかと思います。

例えば、人と会う約束をするときに「都合がいい」日時を聞くとき、

When is it convenient for you to visit our office?
弊社に来られるのにいつが都合がよろしいですか。

とか

Is next Thursday convenient for you?
来週の木曜日のご都合はいかがですか。

のように使われます。

そしてこの「都合がいい」は距離的に近くて便利とかアクセスしやすいという風にも使えます。

My new apartment is convenient to the station.
新しいアパートは駅から近くて便利です。

店舗が多く様々な場所にあり、アクセスしやすいというコンビニエンスストアがまさにですね。

また、「お手軽に~出来る」と使いやすさや時間節約など様々な点で都合がいい感を出せたりもします。

I find it convenient to have this app for managing my schedule on the go.
移動中にスケジュールを管理するためにこのアプリがあると便利だと感じます。

(usefulと同様に感じますが、機能的に役立つことで自分にとって利益になるというよりかは、手軽で簡単に利用できて役立つというところに焦点が当たっていそうです。)

on the go は移動中にという意味です。

状況を変えればまだまだ色々な使い方が出来そうですが、キリが無いので最後のひとつ。

「都合がいい」=「ピッタリ、ちょうどいい」と訳したりもできますね。

This is a convenient room for the meeting.
ここが会議にピッタリの部屋ですね。

Useful 同様に人には使いません。

「いつ空いてる?」と聞きたいときに

❌ When are you convenient?

なんて言わないように注意してください。

意味が良くわからない上に、無理やり訳したら

「いつあなたが私にとって便利で都合がいい存在になりますか?」

となんかものすごい失礼な響きがしそうです。

Helpful

最後はhelpfulです。

これは人にも物にも使えます

helpの形容詞ですから「助けになる」という意味で「役立つ」と訳される時があります。

helpful は「自分にとって助けになる」という意味で役に立ったということです。

His advice was really helpful.
彼のアドバイスはとても役立った。

You have been very helpful.
あなたはとても助けにになっています。(とても役立っています)

Excercise is helpful for/in maintaining your helth.
運動は健康を維持するのに役立ちます。

まとめ

Useful = 「役に立つ」、「有益、有用である」
人にはほぼ使わない

Convenient = 「手間がかからない」 「使い勝手がよい」 「アクセスが良い」 「予定の都合がつく」
人には使えない

Helpful = 「自分にとって役立つ」
人にも使える

以上のポイントをしっかり覚えてください。

それでは。

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