こんにちは、うえちかブログです。
Very funny と訳してと言われたら、おそらく100人中100人が「とっても面白い」と訳してしまうのではないでしょうか。
Veryは「とても」、funnyは「面白い」ですし、どう考えてもそうなりますよね。
確かに正解です。
もし中学校の英語で「以下の英文を訳しなさい。」という問題が出ればそれで大正解ですね。
しかし❗
実はネイティブは面白い事が起こった時には使わないのです!
Veru funnyの本当の意味
使わないどころか全くの正反対の意味。
「全然面白くない」「ちっとも笑えない」という意味で皮肉的に使うんです。
ロングマン現代英英辞典に以下のように定義されています。
Very funny
Spoken used when someone is laughing at you or playing a trick and you do not think it is amusing
誰かがあなたを笑ったり、イタズラして、それが面白いと思わなかった時に使われる。
Very funny! Who’s hidden my car keys?
全然面白くないんだけど。誰が車のカギ隠したの!?
(ロングマン現代英英辞典 参照)
イメージとしてはコメディドラマなどでよく見かけるシーンで、
口から出る言葉は「面白い」ですが、本心は真逆。目は笑ってない感じです。
例えば、以下のようなシチュエーションを見てみましょう。
(シチュエーション)
Aさんは自分のお気に入りのシャツにコーヒーをこぼしてしまいました。慌てて拭き取るもシミが出来てしまいます。
ショックを受けているAさんを見てBさんがからかって一言。
B : Nice shirt! I like the design of that. You look great in it.
: そのシャツ良いね。デザインが良いし、良く似合ってるよ。
A : Ha-ha-. Very funny.
: はい、はい。面白い、面白い。
面白いとは言っていますが内心では「全く面笑えないんだけど」と思っているんです。
Ha-ha-(ハーハー)という棒読み笑いとセットで使われる事が多いです。
では、「凄く面白い」と伝える時はどうすればいいのでしょう?
それは、So 使えばいいんです。
That’s so funny.
You are so funny.
がよく使われます。
まとめ
超面白い!と言うときに That’s hilarious も使ってみてください。
また、中学で学ぶ interesting が浮かんだ人もいるかと思います。
確かに馴染みもあり、使いたくなりますが、
これは「興味を引く面白さ」でお腹を抱えて笑ってしまう「愉快」な面白さとは違いますので愉快さを伝えたいのか、
はたまた興味深さを伝えたいのかで使い分けが必要です。
それでは。
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