2024年7月15日放送の「激レアさんを連れてきた。」である軌跡を起こした醤油製造会社が紹介されました。
それは株式会社ハチマルで代表取締役社長を務めるのは鈴木義丸さんです。
ハチマルは突風被害で倒壊した会社の倉庫から偶然幻の酵母菌を発見し、
それを使って極上の醤油を作り出し軌跡的に立ち直った会社なのです!
今回はその株式会社ハチマルの軌跡のカムバックについて調べてみました。
鈴木義丸’s プロフィール
名前:鈴木義丸(すずき・よしまる)
生年月日:1977年生まれ(47歳)
出身:静岡県牧之原市
経歴:株式会社ハチマル代表取締役
鈴木義丸さんはハチマルの15代目社長です。
鈴木さんが先代から会社を引き継いだ当初は医療、自動車、ロボット、船舶用のワイヤーハーネス事業を展開している会社でした。
それがどのようにして醤油製造会社になったのでしょうか?
株式会社ハチマルの歴史
株式会社ハチマルは1828年(文政11年)でもともと醤油醸造の会社として創業されました。
鈴木八郎右衛門が初代社長です。
以来、実に195年現在まで脈々と受け継がれてきました。
その間事業の拡大もし電子部品部門を立ち上げ、
醤油(食品事業部)と電子部品(ハーネス事業部)の全く異なる業種を両立させてきたそうです!
倉庫倒壊・突風で被害甚大
2021年5月に静岡県牧之原市で突風(竜巻)が発生、その被害は甚大で148棟に被害がありました。
ハチマルの江戸時代後期から受け継がれてきた倉3棟が全壊、
1棟が半壊するという大きな被害を被ってしまいました。
建物を復元するのにかかる見積もりは2億円!
とりあえず事業を復旧するだけでも1億円近くかかり、それでも倉は立っていない状態だったそうです。
ただ、いくらお金をかけても修復できないものがありました。
それは建物に潜んでいる菌です。
醤油は発酵食品ですから、味を作っているものは長い年月をかけて育ててきた建物に住み着いた菌だったのです。
建物や桶が全て前回してしまった今、2度と同じ菌の状態は作り出せません。
別のものを作るとしても同じ品質レベルのものを作るにはまた150年という長い年月をかけなければいけません。
鈴木さんは全壊した建物を前に途方に暮れたことでしょう。
しかし!
瓦礫と化した建物の中に軌跡を発見するのです!
幻の酵母菌を発見
全壊した建物の中をかき分けていくと、天井に通っていた塩化ビニール製のパイプがあり、
その中に諸味(もろみ)が缶詰状態で詰まっていました!
その発見された諸味は1977年に醸造されたもので、奇しくも鈴木義丸社長が生まれた年だったのです!
奇跡的に約半世紀もの間空気触れず残されていたため酸化もせず、
雑菌も繁殖せずほぼ製造された状態で発見されたです!
晴レノ日ノ醤油誕生!
半世紀前の諸味を使って新たなハチマルの顔となる醤油を作るため、
様々な分野の専門家を集結し、プロジェクトが立ち上がりました!
丹羽の黒大豆、北海道の小麦、富士山の伏流水、沖縄の海水から取れた塩など
厳選された材料を用いることで最高級の味を追求しました。
試行錯誤を続けること2年余り、ついに完成された醤油、その名も
「晴レノ日ノ醤油」!!
です!
甘さと濃厚さを兼ね備えた独特の味わいを持っているそうです!
晴レノ日ノ醤油と共に再出発!
この災害から2年、株式会社ハチマルは前以上にパワーアップして再出発を切りました!
既にオンライン販売やラーメン店をはじめ様々な料理店で「晴レノ日ノ醤油」が使われるようになっています!
ラーメンこころさん
— しろたん (@fda141) May 20, 2024
あら炊きだし 晴レノ日ノ醤油仕立て🍜
気まぐれ丼 生マグロ山かけ丼🍚
晴レノ日ノ醤油は醤油蔵ハチマルさんが
季節によって作るらしいので今食べなかったら来年になるかもしれないらしいので
TKCが提供しているうちに食べてみてくだ
さい🖐️#Cocoro_TKC pic.twitter.com/AvvB7aaxKz
まとめ
いかがでしたでしょうか。
突然の災害により全てを失ったかに思えた鈴木義丸社長とハチマルですが、
半世紀前の先祖からの贈り物と鈴木さんの不屈の精神で
見事復活を遂げることが出来た株式会社ハチマル。
新たなる武器を手に入れた今、ますますの発展が期待できますね!
2年も試行錯誤を繰り返すその諦めない心はほんとに素晴らしいです!
調査していて色々大切なことを学ばせていただきました!
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