こんにちは、うえちかブログです。
今回はThat’s too badの解説。
簡単なようで実は思わぬ落とし穴があるかなり危険なフレーズです。
ここでしっかりと意味と使い方を覚えてほしいと思います!
それではどうぞ!
学校で習うThat’s too bad
例えば知人になにか嫌なことが起こり、落ち込んでたとしましょう。
それを打ち明けられたあなたはその人に「それは残念です」とか「お気の毒に」と、
同情の意を込めて慰めたいとします。
ここであなたは何て声をかけますか?
おそらく先ず最初に浮かぶのがThat’s too badではないでしょうか。
簡単な英語で、中学で何度も見てきたと思いますし、何より「そういう風に使うもの」と教えられましたよね。
例えば、教科書ではこんな風に会話が行われ、和訳もこんな想定のはずです。
A: Hey, you don’t look so good. Are you OK?
B: No, I feel cold. I think I have a fever.
A: That’s too bad. I think you should go home.
A「ねぇ、体調悪そうだけど、大丈夫?」
B「いや、寒気がするんだ。熱があるかも。」
A「それは可愛そうに、家に帰った方がいいんじゃない。」
しかし!
間柄や状況によっては相手を起こらせてしまいます。
なぜなら、これには皮肉や嫌味がたっぷり入っている表現なのです。
実際は「そう、可愛そうに(自分には関係ないけど)、じゃあ帰ったら」みたいな
ちっとも同情してない感が出てしまう可能性大です。
それだけでなく相手をおちょくったり、その状況を喜んでバカにしてるとさえとられかねない言い方なんです。
That’s too bad for youと細かく言ったら丁寧になるかもなんて勘違いしないでくださいね。
なぜなら、こっちの方が最悪なのです。
for youをつけたことによって「あんたには嫌なことかもしれないけど、
それは自分には関係ない」という気持ちがより一層入ってしまいます。
重々しい空気の中、相手の気持ちを労りながら言うセリフでは全然ありません。
使い方
では、どういう場面で使うのでしょうか?
先程言ったように真面目な状況は禁止です。
誰かの不幸が起こった状況では絶対に使わないことをお勧めします。
使う相手は仲の良い間柄です。
テレビゲームやカードゲームなどで相手が失敗し、やり直させてくれ、
みたいな時に相手をおちょくって「残念でした~(笑)」は良い例ですね。
相手をからかって、いじる感覚です。
ババ抜きにて
Aがジョーカーを引いたとき
A : Wait, wait, wait! I didn’t mean to pick this. Let me do it again!
B: Nope. (That’s) too bad. That’s your card.
A : 「ちょっ、待って待って。これ取るつもりなかったんだってば、もっかいやらせて」
B : 「ダメ~、残念でした。もうソレあなたのカードです」
または
車の運転中に助手席の人が曲を変えようとしたとき、相手の言うことを聞かずに一言、
That’s too bad for you. I’m tha deiver now. You gotta(you’ve got to) listen to what I chose.
「残念だね、俺が運転してるんだから俺の選んだ曲を聴いてもらうよ」
こんな感じで冗談になるような感じで使われる事がほとんどです。
少し嫌なことがあった友達にも使えますがその見極めは難しく、素人は手を出さない方が良いですね。
慰める時は何て言えば良いの?
慰めるときはI’m sorry.とか I’m sorry to hear that.が無難です。
試験とかで悪い点を取った友達を軽く慰める時は
That’s OK. You can do better next time.
もちろんI’m sorry は無敵なので軽い慰めでも使えますよ。
知識を得てもニュアンスの細かな違い、使う場面、よく使われるフレーズなどはやっぱりネイティブとの会話が一番!
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初心者でも分かりやすい英語で教えてくれますし、
先生も日本語が分かる方が一杯いるので、こういう時どう言うの?って
困ったときはしっかりと教えてくれますので緊張しません。
ぜひ一度チェックを!
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That’s too badの奥深さ分かっていただけましたか?
このように学校でまなんだ英語と実際に使われるそれとは食い違うことがあります。
また次回もこんな感じでお送りしたいと思います。
それでは。
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