こんにちは、うえちかブログです。
今回は久しぶりに勘違いしやすい英語フレーズを紹介していきたいと思います。
tell me about it は簡単な単語でできているフレーズですが、
意味は字面とは全くちがうものなのです!
それでは一緒に見ていきましょう!
Tell me about itは逆の意味!?
Tell me about it.
直訳すると「それについて教えて(話して)」となりますよね?
誰がどう見ても情報を要求しているようにか見えません。
そして、それで正解です!
じゃあ何故にこのフレーズを紹介しているのか、、。
確かにそういう意味でも使われますが、そうとばかりとは限らないのがこのフレーズ!
実はとってもトリッキーで、文脈や言う人の表情によって意味が変わってしまうんです。
以下の例文を見てください。
まずはそのまま直訳の意味。
A: I know a guy who is looking for a programmer for his company. Are you interested?
知り合いにプログラマーを雇いたいって人がいるんだけどさ、興味ある?
B: Really? Off course, I am interested. Tell me about it.
マジで? うん興味ある!(もっと)詳しく教えて。
ただ、上の例みたいに「読んで字のごとく」的な使い方は以外とマイナーと言っていいと思います。
もっと詳しく知りたい場合は
Can you tell me about all the details? 的な意味をもつCan you fill me in?等を使う方が自然だと思います。
コレはもう決まり文句として広く受け入れられているので実はこれから言うトリッキーな方こそが主流な使い方かもしれません。
Tell me about itの意味は
ほんとそうだよね~
わかる~
そうそう、知ってる、知ってる
と話し相手の言ったことに同意を示す時に使います。
↓
↓
例文をあげると、
Example1
A: I stayed up all night last night for the mid-term exam. I’ m too tired and too sleepy to do anything.
中間試験のせいで昨日徹夜だったよ。もう疲れてるし眠すぎて何もできない。
B: Yeah, tell me about it.
ああ、俺もだよ。
A: Yeah.
だよね。
Example2
A: Finally, the long, cold winter is over! I am so happy that it is getting warmer now.
やっと長くて寒い冬が終わったよ。だんだん温かくなってきてうれしいよ
B: Tell me about it.
そだね~。
A: Right?
でしょ?
こんな風にして、「それについて詳しく教えて」ではなく「自分も同じような経験して知っているから分かるよ。」と、詳しい説明はいらないよっと遠まわしに言いつつ相手に同意するフレーズなんです。
つまり、I know とか I agree with you 達と同類であって Explain it to me とは対極にあるものなんです。むしろ、you don’t have to tell me about it. なんです。
Tell meと言っておきながら「言わなくていいよ」なんて何とも面白いフレーズですよね。
ではいざ相手に「Tell me about it」と言われた時にどう見極めるのでしょうか。
コレばっかりは文章で説明するのは難しいのですが、、。
一番分かりやすいシチュエーションとして、あなたが共通の経験談を相手に話した時に対して言われたときは当然、新たに説明を欲しがる理由は無いわけですから、
「だよね~」という同意で間違いないでしょう。
それ以外は会話中のイントネーションと相手の表情に注意してください。
もうホントそれに尽きます!
興味津々にもっと知りたがってる言い方や顔をしてるのか、
それとも「うん、うん、分かる分かる、ね~だよね~」みたいに同意してくれているのかは相手を観察していると以外とわかるものなのです。
経験上、「そうそう、それ良いよね!」よりも
「ホント、アレ最悪だよね~。わかるわかる~」「知ってるよ、わざわざ言わなくても」など、
呆れたり、何かが嫌だったり、大変だったりする時の苦労話の同意に使われる事が多いですかね。
まとめ
Tell me about it はたいていの場合説明不要な時が多いです。
なぜなら相手も同じ気持ちで同意をしているだけの時が多いからです。
さぁ、あなたも今日から Tell me about it マスターです。
それでは。
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